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藤田光里、ルーティンがショットの成否を決める 構えてから打つまで息を止めるのも手

2019年8月15日(木)午前11:41

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「ルーティンがとても大事」だということは、アマチュアゴルファーの皆さんも知っていると思うのですが、どれくらい大切なものかを認識していない人が多いように思います。

 実際、どれくらい大事なのか? 私自身は、このルーティンこそがそのショットの成否を決めると言っても過言ではないくらい重要なものだと思っています。

 ルーティンのやり方に関しては、人それぞれやりやすい方法でやればいいと思いますが、今回は私のやり方を紹介しましょう。

 まずボールの位置を確認したら(ティーショットの場合はボールをセットしたら)、ボールの後ろに回り、ホールロケーションを見ながら目標を決め、打ち出す方向とどういう球筋で狙うかを決定します(写真①)。

写真①

 次にアドレスの位置に入り、ボールから少し離れて立ってショットをイメージした素振り(ドライバー、アイアンショットの場合は軽く1回、アプローチの場合は3回)をしたあともう一度目標を確認してフェース面を合わせ、クラブをセットします(②)。

同②

 大事なのは、ボールの後ろに立ったときに、打ち出す方向だけでなく、打ちたい球をしっかりイメージすることです。ぼんやりと「あのあたりに打とう」というのではなく、「この高さであそこに落とす」意識を持ったほうがいいと思います。

 それと私の場合は、構えてからこれから打つというときまで呼吸を止めています。これに関しても人によって向き不向きがあると思いますが、息を止めるということも私のルーティンのひとつになっています。

 このルーティンをやり始めたのは、ゴルフをやるようになった15年前から。最初にゴルフを教えてくれた父に、ルーティンもみっちり仕込まれました。そしてその後もこのやり方を変えずにやってきたので、今ではこのルーティンをしないとボールが打てないと言ってもいいくらい、私のショットの一部になっています。

 ぜひ皆さんも、適当にルーティンをやるのではなく、「これによって成否が決まる」くらいのつもりでやってみてください。間違いなくショットの精度が上がるし、全体のリズムも良くなるので、スコアもアップするはずです。

藤田光里(プロフィール)
1994年9月26日北海道生まれ。2013年プロテスト合格。同年12月のファイナルQTではトップ通過を果たした。翌年は優勝こそなかったが初シードを獲得。2015年フジサンケイレディスで初優勝。しかしその後ケガに悩み、17、18年はシードを逃す。 今年は、フジサンケイレディスで5位に入るなど復調の兆しを見せている。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/8/8 発売号より転載)

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