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江澤亜弥がドライバーショットで気を付けていることとは?「早打ちにならないようにしっかりリズムとテンポを守る」

2019年9月5日(木)午後4:30

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 私がいつもドライバーショットで気を付けているポイントが2つあります。

 1つは、アドレスの向きです。特にドライバーは他のクラブに比べてシャフトが長く、その分向きが狂いやすいので、スタンスだけでなく、肩、腰、膝のラインがターゲットに対してスクエアになるように気を付けています。

 もう1つは、早打ちにならないようにすることです。

 アマチュアゴルファーの皆さんもよくやると思うのですが、ドライバーという一番飛ばせるクラブを持ったとき、ついついより遠くへ飛ばそうという気持ちが強くなりスイングのリズムが早くなる、いわゆる“打ち急ぎ”が起こってしまうもの。その結果、ダウンスイングで体が開いてしまって手元が遅れてボールをしっかりつかまえきれなかったり(写真①)、このミスをなんとか補正しようとしてインパクトゾーンで急激に手首を返してしまい(②)、左サイドの林やOBゾーンに打ち込んだりというのはよくある話です。
 
写真①
 
同②
 
 私自身もこのようなミスを犯さないために、ドライバーショットではリズムを意識し、他のクラブよりもゆっくり大きく振るように心掛けています。

 リズムに関しては、人によって取り方があると思いますが、私がいつも刻んでいるのは、「1、2、3」でトップまで振り上げて、「4」でクラブを振り下ろす4拍子のリズムです。この4拍子を崩さず、さらにテンポ(4拍子を刻む速度。テンポが速くなればなるほどヘッドスピードも速くなる)も常に一定になるように気を付けてクラブを振るようにしています。  リズムを崩さないようにするためには、練習の時から意識をすることが大切です。
 

 多くのアマチュアゴルファーは、練習の時でも「飛んだ、飛ばない」に一喜一憂しているようですが、1球1球同じリズムとテンポでボールを打つ練習をしたほうが飛距離アップにもつながるものです。

 ドライバーショットだけでなく、全てのショットが安定させるリズムとテンポ。ぜひ皆さんも意識してみてください。

江澤亜弥(えざわ・あや)
1994年4月21日埼玉県生まれ。高校は名門・埼玉栄高校に進学。2011、2012年と全国高等学校ゴルフ選手権団体2連覇を果たす。2011年にはJGA女子ナショナルチーム育成選手にも選ばれた。2013年プロテストを8位で合格。2014年はQTを21位通過し、翌年のレギュラツアーの出場権を獲得。現在、シード権獲得を目指して奮闘中。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/8/30 発売号より転載)

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