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短い時間でもOK!12球で距離感を掴もう 丹萌乃ラウンド前のパッティングドリル

2019年9月19日(木)午前11:39

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 今回は、ラウンド前のパッティング練習についてお話しします。

 どんなに練習が嫌いな人でも、ラウンドの際は必ずパッティンググリーンに足を運んでいるのではないでしょうか? 

 とはいえ、パッティンググリーンにいる時間はごくわずか。しかも何となくボールを打って、何となく終わるという人が多いように思います。せっかく練習をするのなら、時間は短くても身になる練習をしたいものです。

 では、何をすればいいか? 最も大事なのは、その日のグリーンに対してタッチ(距離感)を合わせることです。

 私たちプロの場合、4日間競技であれば同じコースで4ラウンドすることになるわけですが、同じグリーンでもその日によって微妙にタッチが変わってきます。そのタッチを合わせるのが朝のパッティンググリーンでやるべきことなのです。

 アマチュアゴルファーの中にはプレー中に、「今日のグリーンは速い」とか、「なかなかタッチが合わない」というようなことを言っている人がいますが、本番で気づくようでは遅すぎるというのが私たちの考え。

 もちろん、思っていたよりグリーンが上っていたり、芝目が強かったりすることもあるので、練習をしたからといってどのグリーンでもタッチが合うとは限りませんが、ある程度の距離感を掴んでおくことが大事です。

 さて、その練習方法ですが、私の場合はカップまで約15mの地点からカップを狙い、どのようなタッチで転がせば距離が合うかを確認します。上りが終わったら下り(どちらが先でも可)というように2往復。計4回打てばおおよその距離感が掴めるはずです。



 そのほかに必ずやるのは、カップの代わりにティを刺し、ティをカップだと想定して4方向から打つ練習です。

 ティをカップ代わりにするのは、ピンポイントに狙うことでラインを意識したいから。また、4方向から打つと、ティ周辺が平らでなければほとんどのラインを経験できるという利点もあります。

 これは各ポイントから2球ずつ(計8球)打って終了。通常はこのドリルをパット練習の仕上げにしています。

 この2つのドリルだけでもやっておけば、確実にパット数は減りますよ。

丹萌乃(たん・もえの)
1996年12月31日、愛媛県生まれ。中学2年で四国アマ5位に入ったほか、この時から265ヤードを飛ばし注目を集める。2018年はステップアップツアー15試合に出場し、山陰合同銀行Duoカードレディースで優勝。同年のファイナルQTで7位に入りツアー出場権を獲得した。今季はレギュラーツアーに参戦。シード権獲得を狙う。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/9/13 発売号より転載)

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