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手軽にできるストレッチでリフレッシュ&トレーニング!体幹と股関節周辺の筋肉を鍛えよう

2020年6月18日(木)午前10:24

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 ゴルフのスイングにおいて、股関節が重要な働きをするのは皆さんもご存じの通り。たとえばバックスイングでは右股関節を支点に上体を回すことで深いトップを作ることができます。また、フォロースルーでは左股関節を支点に上体を回すことで大きなフィニッシュを取ることができます。

 つまり、バックスイング、フォロースルーとも、しっかりパワーを受け止め、体幹をキープしながら上体を回すためには股関節がしっかりしていなければならず、股関節が弱いとスエーをしてしまったり、回転不足になるということです。

 そこで今回は、股関節周辺の筋肉を鍛えるトレーニングを紹介しましょう。

 まず左足のヒザをつき、右足を前に出して右股関節に重心が掛かる体勢になり、円形状のストレッチポール(なければゴルフクラブでもOK)を両手で挟み込むように持ちます。

 このとき、両ヒジは少し曲げた状態にして、そのヒジが必ず下を向くようにしましょう。また、背中が前のめりになったり、反り返ったりしないように、骨盤から頭までが真っ直ぐなるようにすることも大事です。

 そしてこの体勢から、右股関節に重心が乗っていることを意識しながら、顔を正面に向けたまま上体を右に捻ります。最初はゆっくりで構いませんが、慣れてきたらスピードを付けて勢い良く捻り、体を正面に戻したときにはストレッチポールをピタッと止めるという動きを連続でやってください。

 次に体勢を入れ替えて(右ヒザをついて左足を前に出し、左股関節に体重を乗せる)、左に捻ります。こちらも右のときと同じようにやりましょう。

 注意点は、胸椎(背骨の胸のあたり)をしっかり回すこと。胸を深く回したときでも胸と腕の位置関係が変わらないように、胸椎を動かすようにしてください。

 また、顔を動かさないようにすることも重要なポイントです。このメニューでは、胸椎が回る方向と頸椎(首のあたり)が回る方向が雑巾を絞るように逆回転になることが重要で、この動きがスイングの軸回転につながります。つまり、顔が動くと効果が半減するということ。なので、勢いをつけて捻ったときでも必ず正面を向けておくようにしましょう。このとき、顔全体よりもアゴを動かさない意識をしたほうがいいでしょう。

 このトレーニングをやったあと、お腹(腹筋)と太腿の内側(内転筋)に痛みを感じるようであれば効いている証拠。股関節だけでなく、体幹や内転筋の強化、また、胸椎や肩甲骨周りの柔軟性も向上するので、飛距離アップのためにもぜひやっておきたいメニューです。

(CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部<出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送>」#115・116より)

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