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パターのテークバックは、低く引く!勝みなみのパッティング指南

2020年8月6日(木)午後1:15

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 今回もパッティングのお話しをしていきましょう。

 前回、パッティングでフォローを真っ直ぐ出すために、テークバックをせずにヘッドを目標に向かって押し出すようにしてボールを転がす練習をしているというお話をしました。しかしだからといって、テークバックを疎かにしているわけではありません。

 それどころか実際のラウンドでは、ストロークの軌道を決めると言っても言いすぎではないテークバックに細心の注意を払っています。

 特にいつも気を付けているのが、ヘッドを低く滑らせるように引くことです。



 パッティングでは、「どうしても入れたい」という気持ちが強くなって、テークバックでのリズムが早くなりがち。そうすると、ついつい手が余計な動きをしてヘッドが浮いてしまうことがあります。その結果、上からヘッドを下ろすような形になり、きちんと芯に当たらなかったり、きれいな順回転が掛からなくなってイメージ通りにボールを転がすことができなくなってしまいます。

 このようなミスを防ぐためにも、テークバックではヘッドを“ゆっくり動かす”だけでなく、“低く引く”ことも意識しているわけです。

 それともう一つは、ヘッドを真っ直ぐ引くことも強く意識しています。テークバックでのヘッドの動きに関しては、人によってイメージする軌道が異なり、少しインサイドに引くという人もいますが、私の場合は、ショートパットはもちろん、ロングパットも真っ直ぐを意識するようにしています。

 何故なら、テークバックで真っ直ぐ引くことができれば、フォローも真っ直ぐ出しやすくなるからです。

 先ほども言ったように、ヘッドの動かし方については、自分のイメージに合った軌道でやればいいと思いますが、ボールが左右に散らばることが多いようならば、一度真っ直ぐを意識してみてください。

 特にショートパットは、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出したほうが、カップインの確率は格段に上がると思いますよ。

勝みなみ(かつ・みなみ)
1998年7月1日、鹿児島県生まれ。祖父の影響で6歳からゴルフをはじめ、ジュニア時代から活躍。高校1年の2014年、KKT杯バンテリンレディスで、アマチュアながら女子プロツアー史上最年少優勝(15歳293日)という快挙を達成した。2018年からレギュラーツアーに本格参戦し、同年1勝。2019年は優勝2回、トップ10入り13回を果たし、賞金ランク10位に。今季の開幕戦「アース・モンダミンカップ」では28位タイ。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/7/31 発売号より転載)

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