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出水田大二郎「打つ前の深呼吸でスコアは縮まる」

2020年10月15日(木)午後1:47

ゴルフ真剣勝負 the MATCH~チーム孔明 3マッチトーナメント~ 出水田大二郎vs秋吉翔太
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「コースに出ると普段のショットができない」。そんな悩みを抱えているゴルファーも多いのではないでしょうか。「その点、プロはいいですね。いつも緊張しないでスイングできて」と、アマチュアゴルファーから羨ましがられることがあります。

 しかし実は、ほとんどの選手が常に緊張と戦っています。皆さんと同じように、「ここは曲げてはいけない」、「長めのホールなので少しでも飛ばしたい」、「ピン横にピタッと付けたい」という場面では、知らず知らずのうちに力んでしまい、ミスをすることがあるのです。

 現にトーナメントでも、林に打ち込んだり、池につかまったりする選手がいますよね。練習ではほとんど曲げないし、いつも同じ距離を打てるプロでもミスをやってしまうのです。

 そのようなミスを防ぐためにはどうすればいいか。体をいつもの状態に戻してやることです。

 緊張が最も顕著に表れるのは呼吸です。何らかの理由で緊張すると、呼吸が次第に浅くなる。その結果、体が固まる。そうすると、いつものように体が動かなくなるわけです。

 呼吸を正常に戻すためには、深呼吸をするのが一番です。

「何だ、そんなことか」と思われる人もいるでしょうが、皆さんはラウンドでどれくらい深呼吸をしていますか? 僕が知る限り、しっかり深呼吸をしている人は少ないように思います。

 しかしその一方で、僕を含めたツアープロたちはかなり頻繁に深呼吸をしています。皆さんよりも修羅場をくぐり抜けてきた、それなりに強いメンタリティーを持っているプロたちが、自分の中で起きている小さな変化を見逃さず、必死で落ち着こうと「スーハー」やっているのです。

 そのやり方に関しては、人それぞれですが、僕の場合は、鼻で4秒間息を吸い、4秒かけて口からゆっくりはき出します。

 このようにいつも同じ方法、リズムでやることで、普段の落ち着きが取り戻せ、力みも取れるし、スイングそのものにもリズムが生まれきます。

 緊張して失敗をすることが多い人は、「緊張しているかな?」という時だけではなく、毎回、ショットのときにルーティンとしてやってみてはいかがでしょうか。

「深呼吸をしているのを見られるのは恥ずかしい」という人もいるようですが、ナイスショットのためには絶対に必要なことですよ。

出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)
1993年生まれ、鹿児島県出身。中学3年から「九州ジュニア」を4連覇。樟南高卒業後プロに転向すると、2012年チャレンジトーナメント出場2戦目で初優勝。2016年にチャレンジ賞金ランク7位でツアーへの挑戦権を得て、2017年は賞金ランク66位で初シードを獲得。2018年の「RIZAP KBCオーガスタ」で初優勝を飾った。2019年は優勝こそなかったものの賞金ランク39位で3年連続シード権獲得。長身から繰り出すビッグドライブが武器。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/10/9 発売号より転載)

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