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ハードヒッターでも問題なし!小田孔明も使う今どきのアイアンカーボンシャフト

2020年11月5日(木)午前11:30

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 僕のクラブセッチングを見て「おや?」と思う人がけっこういます。その理由は、アイアンのシャフトにカーボン(5番~9番アイアンはカーボンシャフトを装着)を付けているからです(注:番組収録時のセッティング)。

 「小田プロはハードヒッターというイメージが強いけど、カーボンだと物足りなさを感じるのでは?」。そう思う人が多いようです。

 しかし、そう思うのはカーボンシャフトのことを知らなすぎるから。実際、僕が使っているカーボンは、スチールに比べて20~30g軽いのですが、逆に振ったときの感触はカーボンのほうが重く感じます。だから、“物足りなさ”を感じることはほとんどありません。

 問題は、何故スチールではなくカーボンを使っているかということですが、答は簡単。カーボンのほうが、球が楽に上がるからです。
 

 カーボンに出会ったのは2年前、40歳になったとき。「オレもそろそろ何かを変えていけない」と思っていたときにカーボンを試してみたんですが、それまで高く上げることに苦労していた5番や6番アイアンが思っていた以上に簡単に上がる。しかも、シャフト自体にしっかり感があるし、操作性も高くイメージ通りの弾道も打てる。

 まさに良いこと尽くめだったので、「これはカーボンにするしかない」と思ったわけです。

 人によっては、マッスルバックとの相性の悪さを指摘する人もいるのですが、そんなこともない。むしろ、スチール+マッスルバックだと球が吹き上がることがあるのですが、カーボン+マッスルバックだと球が伸びてくれます。

 アマチュアゴルファーの中には、力が衰えて、スチールを振るのに苦労しているように見えても、何とかスチールで頑張りたいと思っている人が多いようですが、それこそ無駄な努力です。

 確かに、スチールをビュンビュン振り回していたほうがカッコ良く見えますが、大事なのはカッコ良さではなく良い球を打つこと。
 
 もし、イメージ通りの弾道が出なくなったときは、一度カーボンを試してみてください。若い頃の弾道が甦るかもしれませんよ。

小田孔明(おだ・こうめい)
1978年生まれ、福岡県出身。2000年プロ入り。07年の初シード獲得を機に一気にトッププロの地位を固め、翌08年にはカシオワールドオープンで初優勝。13年に2度目の1億円超えを達成。14年は2勝を挙げて賞金ランク1位に輝いた。見た目は飛ばし屋だがショットメーカーで、パットの名手としても知られている。ツアー通算8勝。名前は、「三国志」のファンだった父が諸葛孔明に因んで名付けた。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/10/30 発売号より転載)

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