ニュース・コラム

レッスン

リストの柔らかさと動きの滑らかさに驚愕!ソフトバンクOB・新垣渚さん

2021年3月11日(木)午後4:57

ゴルフ真剣勝負 the MATCH プロ野球OBダブルス 日本シリーズ リベンジマッチ
この記事のキーワード
 そのスイングを見た瞬間、リストの柔らかさと動きの滑らかさに驚愕しました。

 また、身体の動きを細切れにしてチェックするような昨今の堅苦しいスイング作りになっておらず、個性豊かなスイングが確立されているのも特徴といえるでしょう。

 ボールをどのような軌跡でどこに運ぶか。野球でいえばストロボアクションのように、すでに打つ前にイメージが明確になっていて、それに倣って自然に身体が動いているのも素晴らしい点です。

 これについてはショットだけでなく、アプローチやパッティングにもその上手さが表れていて、どこに落ちてどうやって寄っていくのか、どんなラインでどんなスピードで転がってカップインするのかなどが、打つ前にしっかりシミュレーションができており、それをそのまま再生する感じで打つことができています。

 持ち球はフェードですが、これはややウィーク気味のグリップによるもの。ここを修正すれば同じスイングのまま、よりつかまった球が打てるようになります。

 一方、気になったのは、アイアンショットのタイミングです。

 本人の話では、夏はマッスルバック的なシャープなモデル、冬はキャビティ構造で重心深度が深く、ソールも広めでバンス角が多いモデルといったようにアイアンを使い分けているようですが、これが裏目に出ています。

 というのも、冬用のアイアンを持ったときも、シャープな夏用アイアンと同じように振ってしまい、ドライバーやウェッジに比べてテンポが速くなっていたからです。

 実際、ミスが出た時は必ずといっていいほどタイミングが速く、リズムが狂って、テンポも速くなっていました。

 いい投手ほど、どんな球種でも同じ投球フォームで投げることができるという話を聞いたことがありますが、新垣さんの場合は、ときどきクイックモーションのような振り急ぎのスイングになることがあるということです。



 これを修正するためには、クラブセッティングを見直すだけでなく、全てのクラブ、全てのショットでリズムとテンポを一定に保つ意識を強く持つことが大切です。それさえできるようになれば、結果は格段に良くなるはずです。

(解説/プロゴルファー・金谷多一郎)

新垣渚(あらがき・なぎさ)
1980年生まれ、沖縄県出身。元プロ野球の投手。沖縄水産の主力投手として3年次は春夏の甲子園に出場。九州共立大学を経て、2002年のドラフト会議に福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)から自由獲得枠指名を受けて入団。03年は新人ながら先発ローテーションに定着。04~06年は3年連続で2桁勝利を挙げるも、その後は故障のために本来の投球ができず、14年にヤクルト移籍後、16年のシーズンをもって引退した。通算172試合登板64勝64敗。現在、ホークスジュニアアカデミーのコーチも務める。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/3/5 発売号より転載)

関連番組

ゴルフ真剣勝負 the MATCH プロ野球OBダブルス 日本シリーズ リベンジマッチ

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。