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ショット練習は出球を意識して!石井理緒のワンポイントアドバイス

2021年6月24日(木)午前10:28

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 人によって得意なクラブやショットというのがあり、それによってプレーの流れを作るというのが、いいスコアを出すためには大事なポイントになってきます。

 例えばドライバーが得意な人は、ティショットでいい流れを作ってアイアンショットやパッティングにもつなげるといったように。

 私の場合、流れを作るのはアイアンショットです。これがいつも通りいかないとほかのショットにも悪影響を及ぼすので、ラウンド前もショット練習に多くの時間を割いています。

 さて、その練習ですが、最も重視しているのは、“出球”です。

 ボールがどのように飛び出していくか。自分が理想とする方向や角度があって、日によっては微妙にフックが強かったり、当たりが薄くて少し右に流れ気味になるなど理想通りにいかないことがあるのですが、そういう場合はすぐに修正。納得のいく出球になってからスタートホールに向かうようにしています。

 私自身、アイアンショットではこの出球が一番大事だと思っていて、これさえ問題なければショットは必ず思い通りに運べると思っているし、実際、イメージ通りにボールは飛んでくれます。

 だから、出球が一定になったらほかのことはあまり考えないようにしています。

 私が見ている限り、多くのアマチュアゴルファーは、番手ごとの飛距離や、最終的にどの方向に飛んでいったかなど、ボールが落ちた地点を気にする傾向があります。しかし、練習場だとボールが軽い場合が多いので、実際の飛距離や方向性とは微妙に異なる場合があります。その点、出球ならば、大きな誤差なくショットの内容を確認できます。

 皆さんも、ナイスショットが出たときは、そのときの出球を頭に刻み込んで、それを一定にする練習を積んでみてはいかがでしょうか。その成果は、必ず出ると思いますよ。

石井理緒(いしい・りお)
2000年1月31日、新潟県生まれ。父がゴルフ場を経営している関係で8歳からゴルフを始める。16年の「全国高等学校ゴルフ選手権春季大会」、「文部科学大臣杯争奪 全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦」で優勝。17年の「ヨネックスレディス」では9位タイに入りローアマチュアに輝く。19年プロテスト合格。21年の「ヤマハレディースオープン葛城」では7位タイに入る。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/6/18 発売号より転載)

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