海外女子メジャーの全米女子オープンゴルフ選手権 presented by プロメディカ（4日／米ノースカロライナ州／パインニードルズロッジ＆ゴルフクラブ）は3日目が終了。高木優奈は1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「77」と苦戦し、通算6オーバー57位タイで最終日を迎える。

―ラウンドを振り返って

　本当に18ホールずっと苦しい一日だったかなと思っています。

　自分のゴルフとしては、昨日あまり良くなかったティーショットも直せて、今日はほとんどフェアウェイから打てたのではないかなというくらいティーショットのミスはなくなりました。自分の状態としては3日間を通して今日が一番良かったのではないかなと思っています。

　170ヤードくらいの距離をピンポイントで落としていかないと難しいラインに乗ってしまったり、難しいアプローチが残ってしまったりというところで、今日は良いショットを打ってもなかなかグリーンに乗らなかったです。なかなかバーディチャンスにつけることができず、結果としてボギーも多く出てしまったのかなというところです。

―初めての海外メジャーで決勝ラウンド

　ツーサムのワンウェイでこんなに観客がいて、凄く楽しいラウンドは今までしたことがないので、本当に凄く楽しい一日だったなと思います。ただやはり、今日は自分の持っているもの全て一打一打集中してしっかりできたとは思っていますけど、この技術だけだとこういうスコアにつながるのかと、やはりまだまだ足りない部分があるなというところを改めて再確認した一日だったかなと思います。

―ゆくゆくはアメリカに挑戦したい？

　今までは全くこっちのツアーに参戦するということは考えたことは一度もなかったですけど、やはりこっちに来て一つ一つのレベルの高さを実感しましたし、「良いな」と思う部分はあります。ゆくゆくはこっちでしっかり戦える選手になりたいと思いますけど、やはりまずは日本でというのが一番の目標ではあります。

―明日に向けて

　今日は本当に良いゴルフではありましたけど、グリーン上で3パットだったりミスも何個かありました。パッティング自体は昨日同様にミスはほとんどしていないですけど、ライン読みや目もあってピッタリ来なかったので、明日は3パットのミスはなるべく少なく避けたいです。

　アプローチはしっかりチップインを狙えるくらいのアプローチをしたいなと思っているので、そこは修正します。ショットは本当に悪くはないので、このまま明日もう少し噛み合ってくれば良いスコアで回れるかなと思うので、今日の反省をしっかりして、明日また60台で回れるように頑張ります。