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パッティングはタッチを合せることが大事 廣田真優

2022年8月25日(木)午後2:58

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 よくいわれていることですが、スコアをまとめるためにはパッティングが重要なポイントになってきます。私は9歳からゴルフを始めましたが、そのころからパッティングの練習は一生懸命やっています。

 パッティンググリーンでの練習だけでなく、室内ではパッティング練習器具の「上手くなるカップ」を愛用しています。これはタッチとラインが完璧じゃないと入らない練習器具で、試合のときでも寝る前に連続百回入るまでやったりしています。

 試合前のパッティンググリーンで最も意識しているのは、タッチを合せることです(写真①②)。パッティングの場合、距離感が合っていないとラインも変わってくることが多いからです。パッティングの調子が悪いときは、この距離感が合っていないとき。朝の練習でしっくりこないときでも、なんとか最低限は合せるようにします。

写真①②

 ライン読みに関しては、小さいときから感覚的にやってきて、目から入ってくる、また、足の裏で感じる情報をもとに、ラインのイメージを頭の中で描き、それをもとにストロークします。

 また、ライン読みで迷ったときはボールとカップの中間あたりに立ち、カップに向かって素振りをする(同③)ほか、同じく中間あたりでラインを跨いで立ってラインを確認しています。

同③

 この2つも子供のころからやっていることなのですが、これをすることで、ボールの曲がりに大きく影響するカップ周辺のラインが見えてきます。

 そして最後にボールの後方から見て最終的にラインを確認。ラインがイメージできたらあとは迷わずに、そのラインの上を転がすことだけを考えてストロークします。

 人によっていろいろなやり方があると思いますが、大事なのは直前に迷わないこと。こうと決めたら、余計なことは考えずにパターを振ったほうがいいと思います。(取材協力/静岡県裾野市・裾野カンツリー倶楽部)

廣田真優(ひろた・まゆ)
1996年6月29日、東京都生まれ。9歳でゴルフを始め、2011年全国小学生ゴルフ大会で優勝。2013年には世界ジュニアゴルフ選手権に日本代表の一員として出場。その後、2015年ジャカルタワールドジュニアカップ、2016年ブリヂストンゴルフトーナメント・オブ・チャンピオンズで優勝。2018年、LPGA最終プロテストで4位となり初挑戦で合格。LPGA90期生。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/8/19 発売号より転載)

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