44歳の谷原秀人が国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメント（北海道／札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース）を逆転で制し、今季2勝目、ツアー通算19勝目をマークした。

―優勝した率直な感想

　まさかですね。JPC（JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品）もそうですし、そこまで勝てると思っていなくて、詰まって勝てちゃったという感じです。詰まってくるとなんか強いみたいですね。

―輪厚で勝てないことについては

　それはずっと思っていました。

―勢いのある若手と戦うために必要なことは

　何も必要ないと思います。同じ舞台で戦えるだけでも楽しいです。金谷（拓実）くんや生源寺（龍憲）くんは2人とも僕のジュニアクラシックで教えてる子で「お前ら小学生だったのになあ」って本当に嬉しいです。そういう子達と一緒にプロとしてプレーができて楽しかったです。

―賞金ランク10位だが賞金王争いに参戦する意識は

　意識は全然ないです。あったらたぶん全部の試合に出ます。

―ANAオープンの重みは

　今年で49回目ですし、そうそうたるメンバーが優勝されています。ジャンボ（尾崎将司）さんや青木（功）さんの名前があり、そこに自分の名前を刻めるという。

―これからの大きな目標

　ないですね（笑）。今週もクタクタですが、若い選手が出て来ていうからこそ、まだ続けていられるのかもしれないです。これが同世代ばかりだったら、嫌になって止めているかもしれないです（笑）。どんな子であろうがリスペクトできる部分はあり、若い選手の刺激をもらっているから頑張れているのかもしれません。

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