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クラウドファンディングで真夏に雪が舞う!地域密着を目指す、あるゴルフ場の熱意

2017年8月8日(火)午後2:55

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 松山英樹が「WGC ブリヂストンインビテーショナル」で今季3勝目を飾った8月7日(月)、兵庫県加東市の「サンロイヤルゴルフクラブ」ではサマーフェスティバルが開催された。ゴルフをしない人や子供たちにゴルフ場をもっと身近に感じて欲しいという想いからゴルフ場を開放して行われる本イベント。通常営業はクローズし、ゴルフ場が子供たちの遊び場に一変。

 当日は台風5号の接近に伴い、当初予定していたコース内を探索するカートクルーズや打ち上げ花火は中止。イベント時間も短縮されたが、悪天候の中で親子連れを中心に約200名が訪れた。

 中でも盛り上がりを見せたのは「雪」。今年で開催3年目を迎え、毎年規模を拡大してきたサマーフェスティバル。今年の目玉企画はスノーマシーンを使い、真夏のゴルフ場で雪を降らせるというもの。訪れた子供たちは雪合戦に雪だるま、雪滑りと真夏の雪遊びに大はしゃぎ。
 

 ゴルフ場を開放して雪を降らすとは実に斬新なアイデアだが、さらに驚いたのが費用の捻出方法だ。サンロイヤルゴルフクラブの石川敬史総支配人によると降雪機の費用はクラウドファンディングで集めたという。そこまでしてイベントを実施する背景には「人と地域のつながりを大切にする」という企業理念があった。

 石川総支配人「このイベントは”人と組織と地域の連帯を目指す”という企業理念に基づく活動の一環として、ゴルフ場がある地域の方々との交流を目的に開催したことがきっかけです。子供たちの笑顔が見たい一心でさまざまな企画を考えていますが、今年はスタッフのアイデアでクラウドファンディングで資金を集め、雪を降らすことになりました。クラウドファンディングは初めてだったので、本当に集まる心配でしたがクラブのメンバーの支援もあって2ヶ月で目標額である150万円を達成できました」
 

 雨天のためコースの芝で遊ぶことは出来なかったが、クラブハウスの前には雪、フロントではワッフル、マスター室前では焼きそばと普段のゴルフ場からは想像もつなかない雰囲気。催し事の企画から運営までスタッフ30名ほどで協力して実施したという。フロントで販売されいたワッフルの中にはコースで採れる蜂蜜を使ったものも。5番ホールのカート道沿いに咲くニセアカシアという花から栽培され人気の蜂蜜だ。

 平日とはいえ、一般営業をクローズしてコースを一日開放するのはメンバーの理解なくして成立はしない。実施に向けては苦労もあったと思うが、「メンバーの方も巻き込んで一緒にイベントを盛り上げています。自分が所属するクラブが地域の活性化に貢献しているというのはメンバーの方にとっても自慢になりますから」と石川総支配人は笑顔で応えてくれた。イベントにはメンバーの方が奥様やお孫さんを連れて訪れる姿も。

 ゴルフ場のスタッフとメンバーが一丸となって取り組む「サンロイヤルサマーフェスティバル」。「緑あふれる広大な敷地があるゴルフ場は見方を変えれば非常に贅沢なこと。別の方法で有効活用することで、ゴルフのイメージを少しでも変えていきたい」と今後も”元気と笑顔の発信基地”としてゴルフ場を開放したイベントを継続して実施していく考えだ。

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