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インパクトゾーンは「真っ直ぐ」を意識!ショットメーカー・吉田弓美子のアイアンショットレッスン

2017年8月25日(金)午後0:16

ゴルフ真剣勝負 the MATCH
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吉田弓美子
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 今では、プロ仲間から、“ショットメーカー”などというお褒めの言葉をいただくようになりましたが、もちろん最初からピンに絡むような球が打てていたわけではありません。だからといって、血の滲むような練習をした記憶もないのですが、あることを意識してクラブを振るようになってからスイングが安定し始めました。

 それは、「テークバックの30cmと、インパクト~フォロスルーの30cmを大事にする」ということです。具体的には、テークバックの30cmをできるだけ真っ直ぐ引きます。また、ダウンスイングでも、インパクトの手前30cmはクラブが真っ直ぐ動かすようにして、さらにインパクト~フォロスルーの30cmも、打ちたい方向にクラブが真っ直ぐ出ていくように動かすということです(写真①)。

写真①

 このことを意識して練習するようになってから気がついたのですが、テークバックの30cm+インパクトゾーンの60cmを真っ直ぐ動かすことで、スイングの軌道は驚くほど安定します。この部分だけ正しく動かしていれば、クラブが自然と正しい動きをしてくれ、そう大きく軌道から外れることはないといってもいいくらい。すべては、この60cmで決まるというのが今では持論になっています。

 この60cmの中でも特に重要なのが、テークバックの30cmです。アマチュアゴルファーの中にも、この部分を極端にインサイドに引いたり(写真②左)、アウトサイドに上げる(写真②中)人がいますが、ここで動かし方を間違うとクラブが正しい位置に上がることはなく、その結果、ダウンスイング~インパクトでもクラブが真っ直ぐ動かすことが難しくなります。だから、必ず真っ直ぐ引くようにしましょう(写真②右)。

写真②

 アイアンショットでは褒め言葉として、「ショットのキレがいい」といった表現をしますが、「キレがいい」ということは、真芯でボールをとらえていること。そしてそれを実現するためには、スイングの軌道を安定させなければいけません。最初は小さいスイングでもいいので、できるだけ“真っ直ぐ”を意識して振ってみてください。“キレのいいショット”とは、こういう地道な練習によって生まれるものなのです。

吉田弓美子(よしだ・ゆみこ)
1987年4月28日神奈川生まれ。09年にプロ入り。12年にツアー初優勝を飾り、13年には3勝を挙げて賞金ランキングで5位に入った。17年はフジサンケイレディスで優勝。ショットメーカーとして知られ、アイアンのキレは女子ツアーの中でもトップクラス。

(この記事は、夕刊フジ 2017/8/17発売号より転載しています)

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