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ヘッドを低く出して力強いボールを打とう!吉田弓美子のアイアンショットレッスン

2017年9月1日(金)午後3:44

ゴルフ真剣勝負 the MATCH

 「アイアンが上手く打てない」。そういうゴルファーに多いのは、ボールを上げようというスイングになっていることです。具体的にいうと、ヘッドがボールの手前から入ってきて、インパクトの前から上昇軌道に入り、インパクト後も高い位置にヘッドが抜けていくスイングです(写真①)。


写真①

 残念ながらこのような“アッパー軌道になりやすい”スイングだと、力強い球が打てないというだけでなく、ダフリ、トップなどあらゆるミスが出てしまいます。そうならないためにも、アイアンはダウンブローで打つことが大切なのですが、“ダウンブロー”を意識する前に、まずはインパクト~フォロースルーでヘッドを低く出すようにしてみてください(同②)。


写真②

 イメージとしては、ボールの先にもう1個ボールがあると想定して、その先のボールも一緒に打つくらい。そうすることによって、適正な弾道の強い球筋でボールが飛んでいってくれます。

 アマチュアゴルファーの「球を上げたい」という気持ちはよくわかるのですが、ゴルフクラブにはロフト角があるので、ゴルファーが上げようとしなくても球は勝手に上がってくれます。プロは、球筋を低くしたいときにフェースをかぶせて打つことがありますが、それでも球は上がります。だから、自分で上げようとする必要はまったくありません。

 それどころか、球を上げようとすると、ダウンスイング~インパクトで右肩が下がって下からかち上げるようなスイングになったり、手首の角度が早くほどけてしまい、ハンドファーストの形でボールをとらえられなくなります。その結果、先ほども言ったようにあらゆるミスが出てしまうのです。

 アイアンの機能を最大限に生かすためにも前回お話しした、「インパクトゾーン(テークバックの30cmと、インパクト~フォロースルーの30cm)を真っ直ぐ動かす」ことと、「インパクト後、ヘッドを低く出す」ことを意識してみましょう。これまで球を上げようとしていた人ならば、弾道が力強くなるだけでなく、飛距離が大幅にアップする可能性もあります。ぜひやってみてください。

吉田弓美子(よしだ・ゆみこ)
1987年4月28日神奈川生まれ。09年にプロ入り。12年にツアー初優勝を飾り、13年には3勝を挙げて賞金ランキングで5位に入った。17年はフジサンケイレディスで優勝。ショットメーカーとして知られ、アイアンのキレは女子ツアーの中でもトップクラス。

(この記事は、夕刊フジ 2017/8/17発売号より転載しています)

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