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成田美寿々ラウンド前のパッティング練習

2017年11月17日(金)午前9:00

ドン・キホーテpresents ゴルフ真剣勝負 the MATCH~青木瀬令奈vs成田美寿々~
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成田美寿々
ゴルフ真剣勝負 the MATCH

 今回は、私がいつもやっているラウンド前のパッティング練習についてお話ししましょう。

 最初に、前回紹介した「小さいバックスイングで大きく転がすドリル」をやります。スティックを両脇で抱えるようにはさみ、ボールの手前にパターのヘッドをセットして、そのままバックスイングをせずにヘッドを押し出す力だけでボールを転がす練習です(写真①)。

写真①
写真①

 これは、「芯でボールをとらえるための練習」ですが、大きく振り出すということを考えれば、体をほぐすというトレーニングにもなります。

 次に、長い距離から順に距離感を合わせながら何球か打ちます。これはアマチュアゴルファーの皆さんもやっていることだと思いますが、その日のグリーンの速さを確かめながら、距離感をつかんでいきます。このあと、もうひとつドリルを挟んだあと、最後に短い距離をカップに入れてパッティング練習を終わります(同②)。

写真②
写真②

 短い距離(50センチ程度でOK)をカップに入れることで、カップインの音を聞いたり、ボールがカップに吸い込まれていく映像を目に焼き付けておくことはとても大事なことです。このような成功体験を積んでおくと、本番でも「絶対入る」という気持ちになり、不安を覚えることが少なくなるからです。パッティング練習の仕上げとして、「3個連続でカップインしたら、ティーグラウンドに行こう」といった感じでやるといいかもしれません。

 さて、最後に、最近私がパッティング練習の途中に挟んでいるドリルを紹介しましょう。やり方は簡単です。ボールを2つ並べて置き、2個同時に打つという練習法です(同③)。

写真③
写真③

 これは、芯を外れても真っすぐ転がるようにするための練習です。インパクトの瞬間、ヘッドが完全にスクエアになっていればボールは真っすぐ転がりますが、少しでも傾いていると“2個とも真っすぐ”というわけにはいきません。つまり、ヘッドがスクエアに戻っているかどうかを確認する練習ということになります。

 一度やってみるとわかると思いますが、かなり高度な練習で、パッティングが苦手な方にはあまりオススメできません。1つのボールをしっかり芯で打てるようになってからこのステップに進むようにしてください。

成田美寿々(なりた・みすず)
1992年10月8日千葉県生まれ。11年にプロテストを初受験。不合格となるもQT上位でツアー出場権を獲得し、12年の富士通レディースで初優勝。以後、5年連続でシード権獲得。14年は3勝を挙げ、賞金ランク5位に輝いた。17年は大東建託・いい部屋ネットレディスで優勝。ツアー通算8勝目を飾る

(この記事は、夕刊フジ 2017/11/9発売号より転載しています)

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