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片手打ちでライン出し 大槻智春の試合前ルーティーン

2017年12月15日(金)午前10:20

ゴルフ真剣勝負 the MATCH ~大槻智春vs中里光之介~
 今回は、私が普段からよくやり、試合前にも必ずといっていいほどやる大切な練習を紹介したいと思います。

 アイアンショットなどでしっかりラインを出すためにやる練習で、やることは片手打ちです。左手1本、右手1本のスイングをしっかりやるようにしています。

 ただ、普通に片手打ちをやると、手が体から離れてしまい手の力だけでスイングしがち。そうなると、軌道が乱れてしまい、片手で打つ意味そのものがなくなってしまいます。

 そうならないために、左手1本で打つ場合は、写真①のように、左腕のヒジの内側を右手の人指し指で押さえてスイングします(同②)。押さえる人指し指にはそれほど力を入れませんが、こうするだけで左手の動きがかなり押さえられて、手と体とが同調したスイングになります。
 
写真①
 
同②

 右手1本で打つ場合も同様です。今度は、左手の人指し指で右腕のヒジの内側を押さえて(同③)、スイングをします(同④)。
 
同③
 
同④
 
 この練習を右手、左手交互に20~30球前後やったあと、クラブを両手で持って打つと、手と体との一体感が生まれ、思い通りの方向にボールを打ち出せるようになるはずです。

 ポイントは、とにかく力を抜くことです。手に力が入らないように、片方の指で片方の動きを制御するわけですが、それでも力むと手が体から離れていきます。目的は、飛ばすことではなくライン出しだということを強く意識して練習をしましょう。

 手だけで打つことに慣れてしまっているゴルファーの場合は、練習そのものに難しさを感じるかもしれませんが、難しく感じるということは、それだけ手と体の動きが同調していないという証拠です。アイアンだけでなく、すべてのスイングに役立つ練習ですし、手打ち気味の人の場合は、これをやることによって飛距離アップも期待できます。ぜひやってみてください。

大槻智春(おおつき・ともはる)
1990年1月26日茨城生まれ。7歳からゴルフを始め、2010年日本アマでベスト8に入る。今季は、レギュラーツアー出場3試合ながらも、日本プロでは29位タイと大健闘。チャレンジツアーでは、ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメントでの優勝をはじめ5度のトップ10入りを果たす。
 

(この記事は、夕刊フジ 2017/12/7発売号より転載しています)
 

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ゴルフ真剣勝負 the MATCH

プロによる1対1の真剣勝負をお届けする新番組。ゴルフ専門チャンネルだから見ることのできるマッチメイクで、プロ同士の真剣勝負を2時間にわたって放送。番組ではプロのテクニックに留まらず、クラブ選択や状況判断などのプロの考え方も紹介し、アマチュアゴルファーにも参考になる情報をお届けする。


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