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今田竜二直伝!伝家の宝刀「ロブショット」をマスターしてワンランク上のゴルファーへ

2018年1月19日(金)午後0:04

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 グリーン周りのアプローチ。できるだけリスクの少ない方法で攻めるというのが鉄則ですが、ボールとグリーンとの間にバンカーやラフなどの障害物があるときは、そしてボールのライがそれほど悪くないときは、その障害物を越える“上がる球”で狙うというのが一般的です。そこで今回は、上がる球(ロブショット)の打ち方を教えましょう。

 まず、スタンスは広めに取ります。そして両ヒザを曲げ、腰を落としてどっしりと構えます(写真①)。これで構えは完成です。大事なのは、この時に作った下半身の形を変えないこと。特に両ヒザは上下に動かないように注意してください。
 
写真①
 
 次にフェースですが、ここではボールを高く上げたいので、バンカーショット同様、思い切って開きます。ボールの位置はほぼ真ん中。このボールに対してクラブをセットするわけですが、この時、いつものアプローチのようにハンドファーストにならないようにしてください。ハンドレイトとまではいきませんが、手元がヘッドよりも前に出ないようにしておきましょう(同②)。
 
同②
 
 スイング時のポイントは、先ほども言ったように、ヒザが上下動しないようにすることと、下半身が左右に動かないこと。ゴルファーの中には、上げようという意識が強すぎて、体を大きく揺さぶる人もいますが、軸がブレると打点もズレやすくなるのでミスが生まれやすくなります。あらかじめフェースを開いているわけですから、ボールを上げるのはフェースに任せて、自分で上げようとしないように。

 それともう一つ、強く意識したいのは、コックを早めに解く(早めにリリースする)ことです。タイミングとしては、手元が右ヒザの前あたりに来たときにリリースするのがベスト(同③)。これができるようになるとより簡単に球が上がるようになります。
 
写真③
 
 アマチュアゴルファーの中には、アプローチではハンドファースト気味で球をとらえているという人が多く、「リリースを早めに」といってもなかなかすぐにはできないかもしれませんが、いろいろなショットを打つためには、手首の微妙な動きが必要になってきます。

 ワンランク上のゴルファーを目指したいと思うなら、リリースの調整もできるようにしておきましょう。
 

(この記事は、夕刊フジ 2018/1/11発売号より転載しています)
 

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