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葉っぱ1枚で飛距離アップ? 三宅百佳のグリッププレッシャーを理解する練習ドリル

2018年8月31日(金)午後1:00

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 今回は、「グリップは強く握るべきか、ゆるゆるにしておくべきか」についてお話をしたいと思います。

 バックスイングで生み出したエネルギーをインパクトでしっかりボールに伝えたい。そのためには、バランスのとれたスイングをすることが大切ですが、クラブを握るグリップもある程度しっかり握っておく必要があると思っています。

 人によっては、グリップ、特に右手は力が入りすぎると手打ちになってしまうので、ゆるめに握ったほうがいいという人もいますが、右手がゆるゆるだと力が逃げるというのが私の考え。写真①のように右手でパチンと叩くというイメージを出すためにも、左手と一体化するくらい右手はしっかり握るようにしています。
 
写真①

 それを実現するための練習方法としていつもやっているのが、右手の拇指球(親指の付け根の膨らみ)と左手の親指との間に葉っぱを挟んでグリップするドリルです(同②)。
 

同②

 内容は、挟んだ葉っぱを落とさないようにボールを打つだけ。素振りをするだけでなく、実際にボールを打つというのがこのドリルのポイント。たかだか葉っぱ一枚ですが、これが効果絶大で、葉っぱを挟むだけで右手がゆるまないだけでなく、右手と左手の一体感が生まれ、最大のパワーをボールに伝えることができるようになるのです。

 葉っぱが見当たらなければ、薄い紙でもOK。私も練習場などではレシートを使うことがあります。

 葉っぱといえども敏感な部分に異物を挟むことになるので、最初は違和感を覚えるかもしれませんが、次第に慣れてくるはず。もちろん、実際のラウンドでは葉っぱを挟むことはできませんが、練習を重ねることによって、何も挟んでいなくても一体感が生まれてくるものです。

 このドリルの唯一の難点は、自分で葉っぱを挟むのがけっこう難しいこと。やろうと思えばできないことはありませんが、誰かに甘えちゃいましょう。

三宅百佳(みやけ・ももか)
1995年1月23日香川生まれ。10歳でゴルフを始め、高校卒業後プロテストに挑戦。5度目の挑戦となった昨年では腸炎を患い、最終日前夜は手と体の震えが止まらず、ご飯ものどを通らなかったが、19位タイで合格。今季、ステップアップツアーのパナソニックオープンレディースで5位タイに入っている。得意クラブはドライバー。

  【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/8/23  発売号より転載)
 

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