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東大ゴルフ部直伝!井上透プロコーチの「鏡やスマホでスイングの“型”を作ろう」

2018年9月20日(木)午後4:00

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 成田美寿々、穴井詩、川岸史果など多くのプロやジュニアゴルファー育成に携わっているプロコーチの井上透氏。現在は東京大学ゴルフ部の監督も務めており、就任してわずか10カ月で大学対抗戦ブロック優勝に導いた短期間で効率よく上達する「井上メソッド」が今注目されています。

 その井上コーチが、“学業とゴルフを両立させる上達方法”を紹介。今回のテーマは「上達を決める”型”を知る」。スイングが定まらず迷っているアマチュアゴルファー必見です。
 
理想のスイングを目指すにはまず「型」を習得しよう
 東京大学ゴルフ部に入ってくる生徒は、ほとんどが初心者です。グリップもスイングもできない状態ですので、どうやって正しいゴルフスイングを習得させるかというのは、とても大事なミッションになるわけです。

 まず始めるのは、スイングの「型」の習得です。初級者に指導する際、正しいグリップ、アドレス、トップオブスイングからフィニッシュの3点を教えます。そして練習する場所と道具が重要で、鏡があるか、なければ携帯電話でスイングを撮影してみることが大切になります。

 型の習得にもっとも有効なのは、プロのスイングを真似ること。連続写真などを参考に、かっこよさを優先して真似てみましょう。簡単でありながら、短期間で型の習得につながる有効な方法です。素晴らしいスイングやアドレスをしている人の「型」を真似るのが重要です。

 型の習得には、自分がどういう風に振っているかよく見る必要があります。もしエアロビクス教室のように鏡で360度かこまれていれば、非常に短期間で型を習得できます。自分の姿を全く見ずに練習してしまうと、とんでもない型になっている可能性もあるので、鏡やスマホのビデオで客観視することが重要です。参考にする型と自分の動きを見比べて、修正するようにしましょう。

 鏡を使う場合ですが、飛球線上後方に鏡を置いて、アドレスの向きが正しいかポスチャー(構えたときの姿勢)をチェックします。そして、どのように手が上がっているか、真っすぐなのかインサイドなのか確認して、トップのポジション、ダウンスイング、インパクトと各動きを確かめます。

 スイングの型を作るには、モノマネをするあるいはレッスンを受けるなど、人の目で正しい動きを確認しながら習得するのが重要です。私は「型」を覚えることは、日本舞踊を覚えるようなものだと思います。他者の目で厳しく正しいポジションを指摘してくれる誰かがいれば、スイングの型が効率的に身に付きやすくなります。

 その型を踏まえ、動きのコツを体得するには「練習量を増やす」こと。型は家など鏡のある環境で練習し、動きは打ち放題の練習場などでたくさんのボールを打つことをオススメします。

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