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小倉ひまわり パッティングがグングン上達する3つのドリル

2019年10月24日(木)午前10:55

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 今回は、私がラウンド前後に必ずやっている3つのパッティングドリルを紹介したいと思います。

「ボールの後ろにティを刺して打つ」

 ボールのすぐ後ろに、少し頭が出るくらいの高さでティを刺します(写真①)。そして、ティの後ろにヘッドをセットして、ティに当たらないようにボールだけを打ちます。
 
写真①
 
 このドリルは、パターのフェースの少し下目でボールを打つための練習です。下目(芯に近いところ)に当てたほうが、ボールの回転が良くなり、その分、芝目に負けないからカップインの確率が高くなるからです。

「ボールをタテに2つ並べて同時に打つ」

 写真②のようにボールを2つ並べて置き、2つのボールを一緒に打って転がします。
 
写真②
 
 このドリルをやるのは、フェースの開閉を押さえるためです。インパクトのとき、フェースがスクエアになっていれば2球とも真っ直ぐ、同じスピードで転がっていきます。しかし、フェース面が少しでも開いていたり閉じていたりすると、2つのボールは同じ方向、同じスピードで転がっていきません。

 パッティングにおいて、スクエアな状態でインパクトを迎えるには、できるだけフェースの開閉を押さえたほうがいいというのは皆さんもご存じの通り。開閉が大きい人はぜひこの練習をやるようにしてください。

「テークバックをしないで、できるだけ遠くへボールを転がす」

 ボールのすぐ後ろにパターをセットしたら、そのままテークバックをしないで、できるだけボールを遠くへ転がすつもりでストロークします(③④)。
 
写真③
 
同④
 
 これは、パターからボールへのパワーの伝達力をアップするためのドリルです。

 このドリルをやってからパッティングをやると、多少長い距離でもテークバックの振り幅を小さくして打つことができるので、その分、芯に当たる確率が高くなります。その結果、ボールの転がりが良くなるし、横ブレも少なくなります。  

 以上の3つのドリル。普段の練習時はもちろん、ラウンド前にやってみてください。パッティングが安定度が確実に高まると思いますよ。

小倉ひまわり(おぐら・ひまわり)
1998年7月25日、東京都生まれ。9歳でゴルフを始め、小学生で平均飛距離約240ヤードと父親を超える。関東中学校選手権大会で優勝するなどジュニア時代から活躍し、2017年のプロテストで一発合格(5位タイ)。2019年はレギュラーツアーとステップ・アップ・ツアーに参戦。小1から約2年間、劇団ひまわりに所属していたことがある。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/10/18 発売号より転載)

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