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カットスライサーは参考になる!?ワイルドスイングが魅力のマシュー・ウルフから学ぶスイング

2020年4月15日(水)午後4:56

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 昨シーズン、プロ入りわずか3戦目の3Mオープンで初優勝を挙げたマシュー・ウルフ(米)のスイングを、ゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎氏がCS放送ゴルフネットワークで4月放送中「みんなのPGAツアー」の中で徹底解説してくれました。
 
カットスライサー必見!ウルフの独特な“8の字のスイング”

 マシュー・ウルフ選手はいわゆる“8の字のスイング”のような形で、アウトサイドに上げてインサイドから下してくるという独特なスイングです。

 おそらく「参考にするところは何もない!」と思われるかもしれませんが、意外に参考にできるところがあります。

 特にバックスイングはすごく外側に上がっていますが、体と腕の関係性はバランスが取れていて、両腕と胸の空間が変わらないところは参考になります。



 ダウンスイングも、全く腕を使わず上げることでアウトサイドから下りることがなく、インサイドからが下しやすくなります。

 特にカットスライサーの方は、このスイングをイメージすると良くなる可能性があります。(真似をすると)アウトサイドから下ろせませんので、強制的にインサイドから下ろすことが自然と出来るようになるので、これは是非参考にして頂きたいです。

 カットスライサーの方は、腕を大きく動かしてアウトサイドから下りてくることが多いと思います。そのような方はウルフ選手のバックスイングが特に参考になります。



 ウルフ選手のバックスイングは、前傾と背骨が平行になるくらいクラブが立って、そしてループをしてインサイドから下りてくるという動きになります。このバックスイングですが、手を相当使って上げているように見えていると思いますが、実はそうではありません。

 まず構えて、少しクラブをコッキングして親指方向に上げ、そして直立して横に体を回し、前傾します。そうするとウルフ選手と同じバックスイングの形になります。その時、両腕と胸の三角形の空間は変わっていません。



 カットスライサーで失敗してしまう方は、バックスイングで(両腕と胸の三角形の)空間が変わってしまいます。ウルフ選手のように空間が変わらないと、クラブを寝かせて打つ動きにつながっていきます。ですので、自然とインサイドからでないと打てないバックスイングになります。

 まずはバックスイングを空間を変えずに、クラブを極端に立てていく動きをしてみてください。そうするとインサイドから下ろしやすくなってきます。是非カットスライサーの方は試してみてください。

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