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大事なのは切り返し以降プレーンに乗せること・小田孔明のスイングワンポイントアドバイス

2020年8月14日(金)午後2:20

ゴルフ真剣勝負 the MATCH~チーム孔明 3マッチトーナメント~ 小田孔明vs出水田大二郎
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 多くの方がご存じの通り、私のスイングは独特で、ひと言で言えばアーリーコック。テークバックでは体が動き出すよりも先にグリップが動き出し、コックを完成させたところから体を回しています。

 このスイングはゴルフを始めた頃から身に付いているもので、多分、体が小さいのに大人用の長いクラブを振っていたからこうなったんだと思います。

 正直言って、スイングについては自分でも悩んだことがあり、先輩プロにも相談したことがあるのですが、伊澤利光さんから、「孔明の場合は切り返し以降、きちんとプレーンに入ってきているんだから、問題はない」と言われ、それからは自分のスイングに自信を持ってプレーできるようになりました。

写真①~⑤

 このことからも分かるように、スイングにおいて大事なのは、切り返し以降、いかにクラブをプレーンに乗せるかということで、それが実現するように体を動かすこと(写真①~⑤)。「スイングプレーンに沿ってクラブを動かすためにはテークバックが大事」という人もいますが、上げ方に関してはそれほど気にする必要はないと私は思っています。それよりも、自分の上げやすいように上げたほうがいいと考えています。

 ただし、何度も言いますが、切り返し以降は理想のプレーンをしっかり通すようにする。そうすれば安定したショットが打てるはずです。

 それともうひとつ、アマチュアゴルファーにアドバイスをするとしたら、クラブを全力で振り回さないことです。

 特にそれを守って欲しいのは、アイアンショット。プロの場合、人によって多少力の入れ具合は違ってきますが、私の場合は5割ぐらいの強さで打っています。

「そんなに力を抜いてしまったら飛ばないのでは?」と思われる人も多いでしょうが、5割の力で打ったときの飛距離の自分の飛距離だと思えばいいのです。確かに7、8割の力で打てば飛距離も伸びますが、その分、ブレも大きくなる。それならば、飛距離が落ちても、確実に同じところに運んだほうがいいと思いませんか?

 アマチュアゴルファーの「たとえアイアンでも少しでも遠くへ飛ばしたい」という気持ちは分かりますが、スコアのことを考えるのなら、いつも同じ距離を運ぶことを優先してください。

小田孔明(おだ・こうめい)
1978年生まれ、福岡県出身。2000年プロ入り。07年の初シード獲得を機に一気にトッププロの地位を固め、翌08年にはカシオワールドオープンで初優勝。13年に2度目の1億円超えを達成。14年は2勝を挙げて賞金ランク1位に輝いた。見た目は飛ばし屋だがショットメーカーで、パットの名手としても知られている。ツアー通算8勝。名前は、「三国志」のファンだった父が諸葛孔明に因んで名付けた。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/8/7 発売号より転載)

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