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ときには“ひらめき”も大事! 秋吉翔太が直感を重視するワケ

2020年9月24日(木)午後1:16

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 プレーをしていて、「距離的には7番アイアンでピッタリだけど、何となくオーバーしそうな気がする」といいような気持ちになることがありませんか? そしてそんなとき、皆さんはデータを重視しますか、それとも自分の直感を信じますか?

 僕は、直感型です。状況によって、パッと浮かんだ“ひらめき”を大事にしてプレーをしています。しかもそのひらめきが、時々大胆だったりもします。



 たとえば、ピンまで残り150ヤードでいつもだったら9番かPWで打つのだけれど、「もうひとつ下でも届くかも」と思ったら50度のウェッジで打ったり。そのほか、150ヤードのアゲインストで普通は8番で低く押えて打つところを、6番を手にして打つこともあります。

 また、横風が吹いているときも、他のプレーヤーのように、「風に乗せるか、風とケンカさせるか」を決めているわけではなく、そのときのひらめきで両方を使い分けています。その時々で、「このほうがいけそう」と思ったやり方で打つようにしているのです。

 何故僕がこのようにひらめきを信じているのかというと、そのほうが迷うことなく自信を持って打てるからです。そしてそのほうが迷いながら打つよりも、ショットに集中できるような気がするのです。

 また、ひらめきを信じたほうがメンタル的に楽です。それに、たとえミスをしたとしても、自分が信じた方法で思い切りやったと思いがあるので諦めもつきやすく、次のショットへの影響も最小限ですむとような気がします。



 性格的な問題もあるので、すべてのゴルファーが僕のやり方で成功するとは思いませんが、少なくとも自分がどういう基準で判断をするかということぐらいは決めておいたほうがいいかもしれません。そしてたとえそれがミスに繋がったとしても、自分の判断ミスということで潔く諦めることが大事です。

 そのほうが、発想が豊かになって選択肢が増え、ゴルフの楽しさもより深く味わえるようになって、スコアも伸びていくと思いますよ。

秋吉翔太(あきよし・しょうた)
1990年生まれ、熊本県出身。10歳からゴルフを始め、2008年の「国体少年男子個人」では松山英樹らを抑えて優勝。高校卒業と同時にプロの世界に飛び込んだ。ツアー初戦となった11年の「日本オープン」では初日2位発進して話題に。17年に初シード獲得。翌18年は「ミズノオープン」で初優勝。さらに「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でも優勝を飾るなど大ブレークし、賞金ランクも14位に。19年は優勝こそなかったが賞金ランク26位で3年連続シード入りを果たす。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2020/9/18 発売号より転載)

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