ニュース・コラム

レッスン

今どきのギアに合ったスイングを実践・巨人OB香田勲男さん

2021年2月25日(木)午後4:49

ゴルフ真剣勝負 the MATCH プロ野球OBダブルス 日本シリーズ リベンジマッチ
この記事のキーワード
 香田さんのいいところは、リストを無駄に使わないことです。デシャンボーのようなノーコックスイングで、ダウンスイングでも手首の角度が浅く、腕とシャフトとが一体になって下りてきます。また、インパクトでも手首でヘッドを返すのではなく、腕が伸びきらない五角形の形をキープしつつ、そのままインパクトゾーンを掃いていくような感じで振っています。この特徴を全てのショット、全ての番手で生かしていけば、大きなミスは出ないはずです。

 ところが、当の本人はこの良さを理解していないようです。実際、インパクトのときにリストワークを使ってフェースをターンさせようとか、もっと手首の角度を大きく作ってタメを作ろうとしています。そしてそれが、結果的にはとんでもないミスを生んでいます。

 何故、普段はいいスイングでいいショットを打っているのに、球をつかまえにいってしまうのか。

 その原因はアドレスにあります。構えたときにカカト体重で椅子に座るようにお尻を下げてしまっているのですが、その態勢でクラブをセットしているのが大きな問題点といえるでしょう。

 このような構えになっている場合、テークバックでしっかりと拇指球に乗り、ダウンスイングで足を蹴って踏み込んでいこうとすると必ず軸が前に泳いでしまいます。

 そうするとインパクトで詰まってしまい、体が伸び上がったり、クラブがフラットになり過ぎて球がつかまらなくなる。それが本人的には大いに気になるのでしょう。

 そこで手首を返そうとするのですが、タイミング良く当たるのはごくわずか。ひどいときには“ど”引っ掛けになってしまいます。

 この問題を解決するためには、気持ち良く振ったときの軸を意識して構えることが大事。また、フェースがインパクトゾーンをスクエアに通り過ぎるようなグリップと、そのときのフェースに合ったボール位置になっていれば、いい手応えが得られるはずです。

 フルショットだけでなくアプローチでも、手首を使わず、グリップとヘッドを平行移動させるような感じで打てば、イメージ通りの球が打てます。



 ローテーションを使わないという、今どきのクラブとボールに合った打ち方をしているわけですから、その長所を伸ばすだけでOK。“いいとき”のスイングは、一般アマチュアゴルファーにも学ぶべき点が多いのでぜひ参考にしてください。

(解説/プロゴルファー・金谷多一郎)

香田勲男(こうだ・いさお)
1965年生まれ、長崎県出身。元プロ野球の投手。長崎県立佐世保工業高校卒業後、ドラフト2位で巨人に入団。86年に初勝利を挙げる。89年の対近鉄バファローズとの日本シリーズでは2勝を挙げて優勝に貢献。優秀選手賞にも選ばれた。95年にトレードで近鉄(のちに大阪近鉄バファローズ)に移籍。2001年に現役を引退。その後、近鉄、巨人、阪神などでコーチを務める。通算350試合登板67勝54敗11セーブ。現在は、野球解説者として活躍中。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/2/19 発売号より転載)

関連番組

ゴルフ真剣勝負 the MATCH プロ野球OBダブルス 日本シリーズ リベンジマッチ

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。