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ゴルフはアドレスとテンポが大事!イ・ミニョンの練習場モーニングルーティーン

2021年7月8日(木)午後1:29

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 皆さんはラウンド当日の朝、練習をしていますか? プロゴルファーなら当たり前のように練習をしていますが、アマチュアゴルファーの中には、パッティンググリーンでパット練習をするだけで、ショット練習はあまりやらないという人が多いように思います。

 でも、それではいいスコアが出ないのでは? 必死でボールを打つ必要はありませんが、ボールを打って真っすぐ飛び出すかどうかの確認だけはやっておいたほうがいいと思います。

 私がラウンド前練習で一番重視しているのも、ボールの飛び出し。飛び出た方向がイメージした方向からズレている場合は、アドレスを再確認。目標に対してきちんと構えているかどうかをチェックします。

 ゴルフのレッスンでは、「真っすぐ構えることが大事」とよく言われますが、これは本当に大事なこと。私たちプロでも、知らず知らずのうちに間違った方を向いていることがあるので、スタート前に確認しておいたほうがいいと思います。

 もう一つ、必ずチェックしているのがスイングのテンポ。普段の練習であれば、いつも同じテンポでスイングできるのですが、ラウンド中はもちろん、「これからスタートする」というとき、ついついテンポが狂ってしまうもの。普段と同じテンポでスイングできるように、ボールを打ちながら確認します。

 リズムの取り方は人それぞれでいいと思いますが、私がチェックポイントにしているのは、トップからの切り返し。プレッシャーが掛かったりすると、この部分の間が微妙に崩れ、スイングに影響します。

 そうならないために、頭の中では松山英樹選手のように、少し間を取ってからダウンスイングに入るようにしています。実際はそんなに静止しているわけではありませんが、自分では止まっているつもり。こうすることによって、テンポが狂うのを防ぐことができます。ぜひ皆さんも試してみてください。

イ・ミニョン
1992年3月13日、大韓民国生まれ。10歳でゴルフを始め、2010年、18歳でKLPGA入会。16年にJLPGAのQTで4位に入り、17年からJLPGAツアーに参戦。同年「ヤマハレディースオープン葛城」でツアー初優勝。JLPGA89期生となる。17年は最終的に2勝目を飾り、賞金ランク2位に輝く。18年1勝、19年2勝でツアー通算5勝。3年連続でシード権をキープしている。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/7/2 発売号より転載)

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