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アドレスを整えてしっかり回転したスイングを!山口すず夏

2022年1月27日(木)午後1:13

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 ドライバーが上手く打てないという人のスイングを見ると、ヘッドをボールに合せにいっているケースが多いように思います(写真①)。

写真①

 普通にスイングしても当たらない。だから、「きちんと芯に当てよう」。そういう意識が合せる動きに繋がっているのだと思いますが、残念ながらなゴルフのスイングは手でコントロールできないもの。それよりも、体をしっかり使って振ったほうが、芯に当たる確率は高くなるものです。

 手打ちにならないようにするためには、体の回転を意識することが大事です。特にドライバーは、体の回転が止まらないようにフォロースルーを大きく振っていくようにしましょう。

 また、回転不足になりやすい人は、左足ツマ先を少し開いた状態で構えることをオススメします(同②)。少し開くだけでも、体が左に回りやすくなるからです。ときどき右足ツマ先も開いている人がいますが、右足を開くと右へのスエーの原因になるのでしっかり閉じておきましょう。

写真②

 左足ツマ先を開いた分、開きが早くなって振り遅れることを心配する人もいるかもしれませんが、左にスエーせず、腰が左に回っていけば、自然とヘッドも左に動くので、フェースが開くことはありません。振り遅れないためにも、しっかり腰を回転させることが大事なのです(同③)。

写真③

 もうひとつ、アマチュアゴルファーがショットのときに気をつけたほうがいいと思うのは、アドレスの向きです。アドレスの向きに関しては無頓着な人も多いようですが、少しでも狂うとスイングそのものが良くてもショットが安定しません。また、ショットが安定しないと、スイングに問題があると思い込むなど悪循環に陥ってしまいます。

 そうならないためにも、ショットの際は常にスパットを見つけ、それに向かって肩や腰のラインを合せて構えるようにしてください。

山口すず夏(やまぐち・すずか)
2000年8月2日、神奈川県生まれ。中学時代に「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」で中嶋常幸から指導を受ける。2015年「全米女子オープン」日本地区予選会で2位に入り、日本人史上最年少の14歳でメジャー出場。2018年「オーストラリア女子アマ」で日本人初優勝を飾る。同年に米国女子ツアーの最終予選「Qシリーズ」で36位に入り、2019年の米ツアーの出場権を獲得。2022年はプロテスト合格を目指す。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/1/21 発売号より転載)

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