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大切なのは「読み」「向き」「ストローク」横田英治流3パット撲滅メソッド

2022年5月25日(水)午後1:17

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 皆さんは、パッティングにおいて何が一番大事かをご存じですか。

 最も大事なのは、「読み」です。次に読んだラインに対して体をスクエアにセットできているかどうか。そして3番目にようやくストロークがきます。つまり、しっかりラインを読むことができていれば、少々ストロークに問題があってもなんとかなるということです。

 その「読み」を確実なものにするためには、パッティンググリーンでその日の距離感をつかむことが大事になってきます。一般的にパッティンググリーンはたっぷりの広さがあるものなので、その端から端をしっかり使い、行ったり来たりしながらグリーンの速さを確認しましょう。

 そもそもパッティンググリーンというのは、カップに入れる練習をする場所ではなくて、今からプレーするグリーンのスピードを知るところなのですから。

 もし、パッティングの練習を20分前後するのであれば、15分以上はロングパットで距離感をつかむ練習に費やすように。長いパットをしっかりやっておくと、短いパットがやさしく感じるものです。特にコースに出ると5~6mのパットが残ることが多いわけですが、ショートパットの練習だけをしてスタートするよりも、ロングパットを十分にやっておいたほうが、3パットが減るだけでなく、カップインの確率も高くなります。

 また、アマチュアが3パットをする原因のひとつに、「曲がる想定が少ないライン取り」をしていることが挙げられます。本当はもっと曲がるのに、真っ直ぐに近いラインに打ち出してしまい、カップの手前で曲がってしまうことがありませんか。

 これは、浅いラインだと強く打ってしまうから。逆にしっかり深く読めば、タッチもやさしくなり、入らなくてもほぼOKの位置に止まってくれるものです。

 また、ラインの読みが合えば、アドレスの向きとストロークも自然と安定してきます。次のラウンドでは、「ちょっと深めのラインで」と「やさしいタッチで」を心の中で唱えながらストロークしてみてください。

 最後にスイートスポットに当たる確率が高くなるドリルを紹介しましょう。単4電池をボールのすぐ後ろに横向きに置いて、ヘッドが電池に当たらないようにボールを打つ練習です。

 この練習を積むことによって、スイートスポットに当たりやすくなると同時に、入射角が安定し、ボールの転がりが良くなります。アマチュアの中にはフェースの上部に当てている人が多いようですが、上目だと左に引っかけやすくなります。

 打点が上にずれて引っかかっているのに、ストロークに問題があると思い込んで練習に励んでいるゴルファーもよく見かけます。ぜひ皆さんもこのドリルで芯に当てる技術を磨いてください。距離感も合いやすくなり、3パットが大幅に減りますよ。

★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4横田英治メソッド #4」より(放送・見逃し配信中)

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