ゴルフ界の“レジェンド”タイガー・ウッズ（米）は、超高額賞金リーグ「LIVゴルフ」からの7億ドル～8億ドル（約935億円～1,069億円）のオファーを拒否していたようだ。2日、米ゴルフチャンネル（電子版）など複数のメディアが伝えている。

　報道によると同リーグのCEOを務めるグレッグ・ノーマン（豪）氏が、米FOXニュースのインタビューのなかで「（LIVゴルフは）私がCEOになる前からタイガーにアプローチしていた。金額はその辺りだ」と認めた。そしてウッズや“帝王”ジャック・ニクラウス氏がLIVゴルフと契約しなかった理由を「世代間で受け継がれてきたレガシー」を守りたかったからだと主張したという。

　ウッズは、かねてからサウジアラビアの政府系ファンドを背景にした新リーグを批判しており、参加する選手について「私は反対だ。彼らがしたことは、今の地位を築くことができる機会を与えてくれたものに背を向ける行為だと思う」と語っていた。