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ショットが格段に安定! 正しい構えの作り方

2023年8月30日(水)午後0:36

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「ゴルフは構えが大事」ということは、アマチュアゴルファーの皆さんも、耳にタコができるくらい聞いてきたと思いますが、なぜこの言葉が繰り返されるのか。それは、ちょっとしたことで、構えが崩れることがあるからです。そして、そのことに気づかずにスイングをいじってしまい、結果的にさらにショットが乱れるようになったというのはよくある話です。

 それはプロでもよくあること。だから、構えの重要性を理解している選手ほど、毎回のルーティーンの中に構えのチェックを入れています。

 そこで今回は、構えの作り方についてレッスンしたいと思います。

 ゴルファーによく見られるのは、背骨が少し湾曲して、猫背っぽくなっているケース。このような構えになると、スイングプレーンが安定しなくなるだけでなく、そもそもきれいなプレーンを描けなくなります。

 正しい構えに直すために、一度次のような手順で構えを作ってください。

(1)首の付け根から尾てい骨まで背筋がしっかり伸びるようにして、真っ直ぐ立つ。

(2)体の正面で、クラブを地面と平行になる高さまで上げる。

(3)その姿勢のまま、肩甲骨を少し背骨のほうに寄せる(両肩を少し後ろに引く感じです)。

(4)背筋を伸ばしたまま、股関節から前傾して、最後に両ヒザを軽く曲げる。

 以上です。猫背気味だった人は、この構えをしたとき、ボールまでが少し遠く感じるかもしれないし、また最初のうちはボールを打ったとき、トップ気味のボールが出るかもしれませんが、それはOK。この構えに慣れるようにしてください。

 ポイントは、肩甲骨を背骨に寄せたとき、両肩をリラックス状態にすること。姿勢を良くしようとして怒り肩になる人がいますが、もちろんこれはNGです。

 この構えを、1球打つごとにチェックしながらやれば、ショットが安定するのはもちろん、ミスが連続するということもなくなるはずです。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #52」より(放送・見逃し配信中)

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