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大江香織、飛距離を伸ばす方法 トップを低くしてインサイドから下ろして振り抜く

2023年11月23日(木)午前10:49

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「もっと飛ばしたい」「インパクトに強さが欲しい」。そう思っているアマチュアゴルファーも多いと思いますが、実はプロたちも同じことを考えています。

写真①

 そのやり方はいろいろあると思いますが、私がやろうとしているのは「インサイドから強く叩く」ということです。ダウンスイングでクラブをインサイドから下ろし、しっかり振り抜く(写真①)。そうすれば球がつかまり、バックスイングでためたエネルギーがボールに伝わりやすくなるからです。

同②

 それを実現するために意識しているのが、トップを低くすることです(同②)。やってみると分かると思いますが、トップが低いと、自然とインから入ってきます。逆に、トップが高くなると、身体から手元が離れることになり、ダウンスイングで手元が前に出て、カット軌道になりやすくなります。

同③

 もちろんトップを低くするためには、テークバックから低く上げる意識が必要です。私の場合は、ヘッドを引きずりながら(実際には引きずっていませんが)、右足の近くを通過するようなイメージ(同③)で上げています。

 このやり方が万人向きかどうかは分かりませんが、こうすることで確実にトップは低くなり、インパクトが強くなって飛距離も伸びるようになりました。

 もともとストレートに近いドローヒッターで、球はわりと捕まる方だったのですが、調子が悪くなるとフェースが開いて、当たりが薄くなっていました。この問題を解決するためにやり始めたのが、この方法。今は、ドライバーだけでなく、全番手でこのスイングを意識して振っていて、練習では、少し大げさにやるようにしています。

 飛距離を伸ばしたいという人だけでなく、カット軌道が気になる人も一度ためしてみてください。

(取材協力:埼玉県・飯能ゴルフクラブ)

大江香織(おおえ・かおり)
1990年4月5日、山形県生まれ。高校生時代からその名を轟かせ、2008年にはJGAナショナルチームに入り、藤本麻子、宮里美香とともに「エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」に出場した。2009年のプロテストで一発合格。2011年に賞金ランク43位となり、プロ3年目で自身初のシード入りを果たす。2012年4月の「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝。ツアー通算3勝。2019年限りでツアーから撤退し、現在はレッスンを中心に活動中。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2023/11/16 発売号より転載)

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