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パッティングの安定感がアップ!ティーを使って正確なライン読みとボールが順回転するストロークを身に付ける

2024年1月31日(水)午後1:35

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 今回は、パッティングを安定させるためのドリルを紹介しましょう。

 まずカップから2mのところにボールを置き、ボールに対してセットしたパターヘッドの両端にティーを刺します。少しでもストロークがブレるとティーに当たるような間隔に刺すのがポイント。そして、ヘッドがティーに当たらないようにボールを打ちます。

 このドリルをすることで、構えたときのフェース向きがチェックできると同時に、フェースの芯にボールを当てる技術が養えます。

 ゴルファーの中には、自分ではフェースの真ん中にボールをセットしているつもりでも、トゥ寄り、ヒール寄りに構えている人が多いので、きちんとチェックしてください。

 次に、理想的な出球方向の15~20cm先に、2本のティーでボールが通過する“出球ゲート”(ボール2個分程度の間隔)を作りましょう。そして、左手、右手、両手と3パターンでストロークをします。この練習を積むことで、アバウトになりがちなターゲット取りとフェース向きを修正することができます。

 次に曲がるラインの注意点について。

 曲がるラインは、「薄めで強めに打つ」のか、「厚めでジャストタッチで打つ」のかを決めていないと、狙うラインが何本にもなってしまうので、それをしっかり決めて直線で、しかもピンポイントで狙うことが大事です。

 特に調子が悪いときは、保険を掛けておきたいという気持ちが生まれ、ついついアバウトに狙ってしまうので注意が必要です。

 次に曲がるラインでの打ち出し方向ですが、ゴルファーのほとんどが、ラインを浅めに読むことが多く、さらにスライスラインは引っかけ気味に、フックラインを右に押し出すことによって帳尻を合わせる傾向があります。そしてこのことが、パッティングのミスを生む原因になります。

 それを防ぐためにも、深めに読んで順回転で転がすことが大事です。

 この感覚を養うために、曲がるラインを選び、出球の方向にティーを2本刺してその方向に転がしてみてください。

 もし、カップの手前でボールが曲がったら読みが浅過ぎる証拠。出球のゲートを調整し、そのゲートを通るように順回転で転がして、自分の読みと実際のラインの差を埋めていきましょう。

 なお、このドリルをするときは、順回転になっているかどうかがひと目で分かるように、ボールの赤道に太めのマジックで線を引いておくといいでしょう。このボールを使うことで、順回転で転がすストロークが身に付きます。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #66」より(放送・見逃し配信中)

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