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9番アイアンを短く持てばランニングアプローチが超簡単になる

2024年3月6日(水)午後3:09

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 20~25ヤードのアプローチ。グリーンまでに障害物はなく、カップまではほぼフラット。このような状況だと、絶対に寄せワンでパーを取りたいと思いますよね。しかし、思ったように上手くいかなかいという人も多いのではないでしょうか。

 そこで今回は、ランニングアプローチの精度を上げていくためのレッスンをしましょう。

 一番のポイントになるのはクラブ選択です。一般的に52度(AW)、58度(SW)を持つ人が多いと思いますが、私は9番アイアンもありだと思っています。

 まずはそれぞれの打ち方と利点についてレッスンをしましょう。

【52度】

 ボールの位置はほぼ真ん中か、少し右寄り。フェースはスクエアにセットします。体重配分は左6対右4で、1/3~半分くらいボールを運んであとは転がします。比較的オーソドックスなクラブ選択で、58度に比べるとミスは出にくいといえるでしょう。

【58度】

 フェースの向きや体重配分は52度と同じですが、ボールの位置は52度より右足寄り。右足つま先前から小指の外側に置いて、その分、ハンドファースト気味に構えます。

 左足体重で構えて、ボールを右に置くと、ダウンブローの途中で当たるので、その分、クリーンに当たりやすくなります。だから、逆目のライでは有効です。

 また、高速グリーンなどグリーンが速いときは、58度のほうが止まりやすくなります。

【9番アイアン】

 9番アイアンもやや左足体重で、ボールは真ん中に置き、少しハンドファーストに構えて打ちます。

 普通にグリップして、パターのように転がすというのも一つの打ち方なのですが、9番アイアンの場合は、もう一つ打ち方があります。

 それは、右手の親指がシャフトに触れるくらい短く持って打つ方法です。短く持っているというのが自分の中でも分かるので、それが安心感につながります。

 また、短く持つとグリップの手前側が重たくなり、カウンターバランス効果でヘッドが戻りやすくなります。その結果、振り遅れがなくなってダフリにくくなります。

 この9番アイアンを短く持って行うランニングアプローチは非常に簡単で、ミスが出にくい打ち方です。距離感を合わせるために練習は必要ですが、アプローチが苦手な人はぜひお試しください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #71」より(放送・見逃し配信中)

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