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アドレスを微調整することで強い球が打てる!?ドライバーショットの調整

2020年4月22日(水)午後2:35

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 少しでも飛距離を伸ばしたいドライバーショット。しかし、その一方で、「芯に当たらない」、「球がつかまらない」、「左に引っ掛ける」、「右プッシュになる」など、いろいろなミスが出やすく、フェアウェイにボールを置くのに苦労しているという人も多いようです。

 そういう悩めるゴルファーのスイングを見ていていつも思うのは、スイングそのものよりもアドレスに問題があるケースが多いということです。スイング的にほとんど問題のない上級者でも、調子の悪いときはアドレスが微妙に狂っている場合が多く、構えを微調整するだけで、弾道の強さや方向安定性が劇的に変わるケースも少なくありません。

 そこで今回は、一般アマチュアゴルファーでもよく見られるケースを例に挙げ、その調整の仕方をレッスンしましょう。

 まず、「ボールのつかまりが悪い」という人にありがちなのですが、構えたときに両肩のラインがスクエアではなく、右肩が前に出ているケース。このようにアドレスで右肩が突っ込んだ状態になっていると、当然、ボールを打つときも右肩が突っ込んでしまい、いろいろなミスが出てしまいます。

 このような場合は、右肩を後方に下げて両肩のラインをターゲットに平行にすること。できれば誰かにチェックしてもらったほうがいいでしょう。なお、自分のセンター軸に対して体が捻れていないかどうかは室内でも確認できるので、このようなクセがある人はこまめにチェックしておきましょう。

 また、よりボールをつかまえたいと思うなら、ボールよりも2~3個内側に仮想のボールがあることをイメージし、その仮想ボールを打つつもりでスイングするのもひとつの方法。インパクトの意識を変えるだけで、球のつかまりが確実に良くなります。

 もう一例、「豪快なスイングの割に飛距離が出ない」という人に見られるのが、ハンドレイト気味(手元が少し右寄り)に構えているケースです。もともとは、ボールを右から見て球をつかまえたいと思い、顔が右に寄る分、手元もそれに釣られて右に寄ってしまうようですが、ハンドレイトだとロフトが大きくなって球が上がりすぎ、飛距離をロスしてしまいます。

 ローリー・マキロイのスイングを見ても分かるように、顔は右にあっても手元は左というのが鉄則。少しハンドレイト気味になる人は、構えたときに手元を左股関節の内側に置けば、それだけでインパクトはハンドファーストの形になり、球がつかまって弾道も強くなるはずです。

<CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#108より>

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