ニュース・コラム

レッスン

プロでも苦手?ツマ先上がりのフェアウェイバンカーの打ち方

2020年8月12日(水)午後1:09

この記事のキーワード
 フェアウェイの両サイドに設けられているフェアウェイバンカー。ダフリもトップも出るこのフェアウェイバンカーを大の苦手にしているアマチュアゴルファーは多いと思いますが、プロでも、「フェアウェイバンカーが得意」という人はあまりいません。

 今回は、そんなフェアウェイバンカーの中でも、フェードヒッター(スライサーも含む)が苦手としている、「ツマ先上がり」からの打ち方をレッスンしましょう。

 まず、フェードヒッターが何故ツマ先上がりを苦手としているか。その理由は、クラブが立ち気味(スティープ)に下りてくるので、いつものスイングだとヘッドが砂に刺さる感じがしてしまうからです。そして、それを怖がって薄めに入れようとするとトップになる。結果的にはダフリもトップも出てしまうわけです。

 この問題を解決するためには、ツマ先上がりの特性を生かして打つというのが私の考えです。具体的には、ツマ先上がりでは引っかけやフックが出やすい。それならば最初からドローで攻めるという方法です。

 打ち方自体はそれほど難しいものではありません。ツマ先が上がっている分、クラブを短めに持ち、少しフェースをかぶせ、右を向いてスタンスのラインに沿ってインサイドアウトに振り抜くだけです。

 ポイントは、しっかり右を向くこと。フェードヒッターというのは、普段ボールが右に曲がるので右を向くことに抵抗や違和感があると思いますが、思い切って右を向くことが大事です。

 それともうひとつ、自らボールをつかまえにいかないことです。ツマ先上がりというのは軌道がフラットになり、ヘッドがインサイドアウトに抜けていくので、特に意識をしなくてもボールは勝手につかまるようになっています。にも関わらず、フェードヒッターの人は、普段つかまりすぎるボールを打ったことがないので、無意識のうちにつかまえにいってしまう。

 そういうことがないように、右を向いたら右方向にプッシュボールを打つぐらいのつもりでインサイドアウトに振っていってください。この打ち方を覚えれば、ダフリの危険性も減るし、長い距離を打つこともできます。ぜひ自分のものにしておきましょう。

※CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#124より

関連番組

あすゴル!ゴルフ部

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。