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ドライバーのハイドローをアイアンでも実践!ポイントは適度な右重心とハンドファーストの形

2020年9月2日(水)午後4:06

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 ドライバーでドローボールを打つためには、右重心、ハンドファースト、アッパーブローがキーワードとなり、具体的には、バックスイングで右の股関節を「くの字」(正面から見ると「“逆”くの字」)に曲げ、右足に重心を置いたままスイングすることが大切です。

 実際この打ち方で、ドライバーショットでは強弾道のハイドローを獲得してきたゴルファーを数多く見てきました。しかしその一方で、アイアンを手にすると、今まで通りのスイングになってしまうという人が少なくありません。

 たしかに、ティアップしたボールを打つドライバーショットとは異なり、地面にボールがあるアイアンの場合、右に重心を残したまま打つというイメージが湧かないのでしょう。

 また、フェードヒッターの中には、グリップの位置が中寄りになったハンドレイト気味に構える人もいます。このように構えてしまうと、肩のラインが左を向いて右肩が上がり、当然のことながら、軌道がアウトサイドインになる。こういう人は、ドライバー同様、構えから変えなくてはいけません。

 アイアンでもドローを打つときは、ドライバーほどではないにしても、適度な右重心とハンドファーストの構えが必要です。

 適正なハンドファーストの形を作るのに効果的なのが、左手1本でボールを転がすドリルです。PWなどウェッジでいいので、左手1本でクラブを持ち、10m前後先の目標に向かってボールをコロコロ転がすように打ってください。ロフトなりにポーンと高く上げるのでなく、ゴロのように低く転がすのがポイントで、コロコロ転がすことができれば合格です。

 そして、このときの左手の形を覚えておき、実際に構えるときは、その形をキープしたまま右手を握ります。なお、右手に関しては、右ヒジ下を向けて握るようにしてください。

 あとは、手首の動きなどは一切考えないで、体のターンだけでボールを打ってみましょう。そうすれば、自然とドローボールが打てるようになります。しかも、この打ち方をマスターすれば、腕と体の運動量が合いやすくなるので、ボディーターンでゆったりと振っているにも関わらず強弾道のドローが生まれます。

 力まずに打てて、しかも1番手上の飛距離が楽に打てる。さらに付け加えれば、ドライバーと同じイメージでスイングできる。もちろん、本番で使うためには練習する必要がありますが、トライしてみる価値はあると思います。

※CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#127より

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