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飛ばし屋は右足で稼ぐ!飛距離アップのテクニック

2020年11月18日(水)午後0:40

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 飛距離を伸ばすためにはどうすればいいか? 皆さんも日頃の練習でいろいろな方法を試していると思いますが、絶対的に必要なのは、“右足の蹴り”です。何故なら、右足の強い蹴りがあって初めて、パワーの源である股関節が使えるようになるからです。

 問題は、どうやって右足の蹴りを強くすればいいか。ほとんどの人は、ダウンスイングからインパクトで右足を強く蹴ることを意識しますが、このような意識だけでは強い蹴りは生まれません。

 強い蹴りを生むためのポイントは、テークバックの時の右足の踏み込みにあります。多くの人はテークバックでクラブを動かす際、右足を踏むという意識はないと思いますが、このときにどれだけ強く右足を踏み込めるかによって右足の蹴りの強さも変わってくるのです。

 具体的には、ボールに対してセットしたあと、両足がしっかり上がるくらい足踏みをします。そして、何度か足踏みを繰り返し、右足を踏み込んだ瞬間にクラブを上げます。このとき強く踏み込むだけでなく、右足全体で地面を押すように踏み込むことが大事。これをするだけで、自動的に右足の強い蹴りが生まれるというわけです。

 実際、この動きを取り入れているプロはたくさんいます。たとえば、米ツアーきっての飛ばし屋として知られるブライソン・デシャンボーもその1人。彼のスイング動画を見ると小刻みに足踏みをしたあと、右足を踏み込んだ瞬間にテークバックを始動しているのが分かりますが、まさにあの動きです。

 テークバックで右足を強く踏み込んだあとは、右足1本で立てるくらい右足に体重を乗せるのが理想。そして切り返し以降は、最後まで振り切ることだけを意識すればOKです。

 人によっては、インパクトで左足を強く踏み込まなければいけないと思っているかもしれませんが、そういう意識も必要ありません。逆に、左に踏み込む意識が強すぎると頭が後ろに残る、いわゆる“ビハインド・ザ・ボール”がキープ出来なくなり、パワーが逃げる原因になります。テークバックで右足を踏み込んだら、頭を残してインパクト。それだけでそれぞれが持っているパワーを100%出し切ることができるのです。

 今まで右足を踏み込んでいなかった人はもちろん、自然とこの動きができていた人も、意識的に右足を踏み込めばさらにパワーがアップするはず。ぜひ試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士ツアープロコーチほか/毎週日曜よる10時初回放送)」#138より

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