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残り100ヤードを「バーディーチャンス」につけるためには?

2023年1月4日(水)午後1:33

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 ピンまで100ヤード。ピタッとピンそばにつけてバーディー奪取といきたいところですが、イメージ通りにいかない人も多いのではないでしょうか。

 うまくいかない人の中で多いのが、フルショットでピッタリ100ヤードというクラブがないケースです。そこで今回は、100ヤード前後の距離で使うコントロールショットの打ち方をレッスンしたいと思います。

 コントロールショットというと、アプローチのときと同じように、「柔らかく打つ」というイメージがある人も多いと思いますが、100ヤード前後のときは、その概念を捨てたほうがいいでしょう。それよりも、決まった振り幅をしっかり打つことが大事です。

 そのために意識してほしいのは、スイング中、グリップエンドと首の付け根との距離が変わらないようにすること。具体的には、アドレスでのグリップエンドと首の付け根の距離をトップ、インパクト、フォロースルー、フィニッシュで変えないということです。

 特に気をつけなければいけないのは、インパクト後。ほとんどのゴルファーは柔らかく打とうとするので、フォローの早い段階で左ヒジを畳んでいくようですが、この動きがショットの安定感を欠く原因になります。

 インパクト後もグリップエンドと首の付け根の距離を変えないようにするためには、腕の操作を一切しないで、腰のターンだけで打つことが重要になってきます。

 なお、グリップエンドと首の付け根との距離を保とうと思うと、フェースターンが使えなくなるので、球がつかまらないという不安を覚える人もいると思いますが、球はフェースのターンではなく、腰のターンでつかまえるものだと思ってください。

 また、腰のターンが足りなくて手で打ちにいってしまうとハーフトップになるので気をつけましょう。しっかり腰のターンを使ってヘッドを届かせる。

 イメージとしては、インパクトで右腰をボールに向けるくらいに回す感じ。そうすると右脇も締まってきて、強いインパクトになり、ハンドファーストがキープできてターフが取れるようになります。

 そしてフィニッシュでは、クラブをピタッと止めることも大事です。そのためには体幹の力が必要になってきますが、体幹が弱い人はクラブを短く握るといいでしょう。そうすればヘッドが軽くなり、カウンターバランス効果でクラブが止まりやすくなります。

 最後になりましたが、コントロールショットの場合、クラブを短めに持ち、ボールをいつもより右足寄りに置いてボールの近くに立つということも忘れないようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #18」より(放送・見逃し配信中)

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